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第13回舟橋聖一文学賞 決定


河治 和香 『がいなもん 松浦武四郎一代』




 著者プロフィール

 河治和香(かわじ・わか)

 東京都葛飾区柴又生まれ。日本大学芸術学部卒。CBSソニーを経て、日本映画監督協会に勤める傍ら、三谷一馬氏に師事して、江戸風俗を学ぶ。二〇〇三年、『秋の金魚』で第二回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。他に、シリーズ『国芳一門浮世絵草紙』(全五冊)、『鍼師おしゃあ 幕末海軍史逸聞』『どぜう屋助七』『遊戯神通 伊藤若冲』などの著書がある。本作で、第三回北海道ゆかりの本大賞、第二十五回中山義秀文学賞を受賞。









 作品紹介

 『がいなもん 松浦武四郎一代

 明治になって蝦夷地が〈北海道〉という名になった時、最初に提案された表記は〈北加伊道〉であった。カイとは海ではなく、〈その土地に生まれ住む者〉という古いアイヌ語だったのだ。この〈北加伊道〉を提案したのが幕末の探検家、松浦武四郎である。だが武四郎はその後、自分の名付けた北の大地に足を踏み入れようとはしなかった。なぜか……。
 伊勢に生まれ、十六の時に「唐天竺まで」行くかもと家出し、全国津々浦々を放浪した揚げ句、蝦夷地を6回も踏破して、蝦夷地の地図を作り、9800ものアイヌの地名やその風俗を丹念に記録した武四郎は、一方では稀代のコレクターとして知られ、同時に暴走老人気味の〈終活の達人〉でもあった。
 幕末の水戸藩の藤田東湖は、武四郎の事を次のように記している。
 ……松浦武四郎、天下の奇男児に御座候。




舟橋聖一文学賞とは?

 13年前の国宝・彦根城築城400 年祭の開催を機に、彦根市の発展を図るために創設した賞です。
 文学の振興を通じて、市民が豊かな心を育み、香り高い文化を築くため、名誉市民である舟橋聖一の文学の世界に通ずる優れた文芸作品に対し、「舟橋聖一文学賞」を贈ります。
対象作品
 小説
基準日など
 毎年6 月1日を基準日として、概ね同日より前の1年以内に刊行された単行本であること

 

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